感慨深いお仏壇です

一休さん

2013年06月10日 17:36

昨日の真っ赤な・・・真っ赤な夕焼けのおかげで、今日はなんとかもちましたが明日からマークが出ていますね

お出かけ予定の方~、傘のご準備をお忘れなくぅ~



さて、今日は先日納品させていただいたお仏壇をご紹介します

まずは完成品からどうぞ~


キレイでしょう。新品のようでしょ
でもこちらは当社でお洗濯(修復)させてもらったものなのです。

それでは、どうしてこんなにキレイになったのか、遡ってみてみましょう


まず、お客様のところからお預かりしてきたお仏壇を前に各担当者(職人さん)が詳細に打ち合わせを始めます。期日、仕様、留意点など詳しく、詳しく・・・取るのも大変だったりします



次にお仏壇の解体を始めます。
大きなお仏壇の場合、一人ではできないので、息を合わせてとりくみます
「せーの」



そして、バラバラになったものを洗っていきます。
まさにお洗濯



このお洗濯、とっても寒い日だったんですよね・・・



お洗濯が終わると、木地直しに入ります。
破損個所をまるで手品のように復元しちゃうんです



木地の修復が終わると、塗り部門へと工程は進みます。
パテで細かいキズを埋めて、研ぐことの繰り返しです。



そのあと、塗りに入りますが、塗り部屋はホコリを嫌うので、なかなか撮影班は入らせてもらえません。
気が散るでダメとなかなかシャッターチャンスをもらえません。
コチラは塗ったあとのムロの様子



塗りが終わると、金箔押しが始まります
こちらも神経を使う仕事です。



集中力が高さが自慢の女性人



最後は、組立と金具打ちです。
お店まで、金槌の音を響かせます。



ようやく終わりました。

羅漢さまも
「ほんと、よう、きれいになって~」



・・・とおっしゃっておられるようで・・・


後日談なんですが・・・

亡きお祖父さんが「ほりおでやってもらいたい」と言われていたそうで、一周忌を迎えお仕事をさせて頂きました
5月の完成間近にご主人が工房見学に来店され、仕上がりの良さに感動されていました。「爺さんに見せたかったな~」と、涙を浮かべて職人と語っておられました。
「7月の一周忌法要に来てくれないか」とご主人からのありがたいお言葉。親戚でもないので身に余るお言葉ですが、お祖父さんにご挨拶とお礼を伝えにお伺いさせて頂きます。ありがとうございます



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