卓越技能者
ただ、こつこつと仕事をこなす人
堀尾俊三
でも、世の中はそんな人を、ちゃんと見ていてくれました
平成17年度、県知事表彰をいただける機会がありました 「和紙に書かれています」
今でも、狂いのない眼差しと、その正確さは御年78歳とは思えません
俊三氏は言います 「目が良いのと、あとは根気やな」と・・・
ここから、いまの響きシリーズが生まれて来ました
出来上がりを見れば、難でもない高覧に見えますが、すべて手堀手造りです
太さや、高さ、そしてギボシの大きさすべて同じものにするのが大変だそうです
今では、機械作りが主流の中で、匠の技を伝えることは至難の業です
それでも俊三のもと、次の技能者を目指して若者がつづきます
by 新右衛門